映画デートのススメ>参考例17

フィクション7本めは、なんと学園ものコメディー作品。
…ですが、これが意外な感動の“イイ映画”なのです！
純粋な「ハートウォーミング」「ヒューマン」とは言えなくても
安心して観られて、心地よい感動を呼ぶ音楽映画。
今回は、2004年公開の『スクール・オブ・ロック』です。
主演は『ガリバー旅行記』のJ・ブラック。

ロックを愛するギタリストのデューイは、バンドをクビになり、
ルームメイトのネッドからも追い出され、窮地に陥ってしまう。
そんな時、ネッドに有名私立小学校の代用教師の依頼が。
デューイはネッドになりすまして学校へと向かい、
そこで音楽の才能ある子どもたちに出会うが…。

何といってもJ・ブラックの存在感、テンションに尽きる映画。
彼自身、バンド活動も行うミュージシャンとしても評価され、
そのリアルなロックパフォーマンスは見応え十分！
お下劣キャラは封印し、アツい“ロック馬鹿”を好演します。

コメディーとはいえ、実はそれほど笑えるような映画ではなく、
子どもたちと目標に向かって努力するサクセスストーリー。
ロックに詳しくなくても楽しめ、ほのぼのと感動できる良作です。
実際に楽器を演奏している子役たちの演奏の巧さにも注目です！

スクール・オブ・ロック（2003／日本公開2004）アメリカ
監督／リチャード・リンクレイター
主演／ジャック・ブラック